誕生日の飯とワイン

書けば書くほど切なくなる気もする誕生日ネタですが、とりあえず進めます。


週末は頭の中ではロンドン中を散歩するつもり満々ですが、体は寒さにびびり、結局いつもどおりの引きこもり。出かけるの面倒クサい。。というわけで、それでも飯くらいはちゃんと食べようと、近くのWaitroseへ。
当初はSelfridgeで良さげなワインでも買おうかと思いつつ、結局Waitroseにしたのは手頃感と高級の中間くらいのワインを飲み干そうと思ったから。

Waitroseのワイン売り場はスーパーの割には品揃えが良いように見えていたので、そこそこ期待して行ったものの、1本1本よく見てみると、意外と「お買い得品」が9割くらいですね。でも、残る1割から購入したのが、ブルゴーニュピノノワールのワイン。25ポンドくらい。05年ってのが良さげで、なんとなくジャケ買い的購入。
お味は、重すぎず、軽すぎず、一人で開けるにはちょうどいい案配。香りはものすごく強いわけではないものの、時間が経つと少しずつ変化するのが一興。一人飲みの醍醐味やね。と強がってみたり。
あとから検索してみたら、Gevery Chambertinという村も、Heresztynというポーランド出身らしいドメーヌさんもそこそこヒットして、評価を読むかぎり、なかなか完成度も高い様子。まあ、そんな難しいこと一切合切わかりませんけどー。
http://burgoblog.blogspot.com/2008/05/gevrey-chambertin-vieilles-vignes-2005.html
とりあえず、自分が飲んだのがウェブでも見つけられて、評価もされているということで、なんとなく安心。っていうか、嬉しい。

お店の一言コメントにラムステーキと相性良しと書いていたので、ラムチョップも購入。

きっと炭火で直火焼きにしたほうがおいしいのだと想像しますが、一酸化炭素中毒で死にたくもないので、普通に鉄のフライパンでミディアムで焼き、Sainsburyの8ポンドのポートワインで即興で作ったソース、マッシュルームのソテー、ラディッシュのスライスと合わせて食べました。
自宅でラム肉を食べたのは多分初めて。直火じゃないからか、下味の付け方がいい加減過ぎたのか(←自覚あり)、そもそも肉の質がそれほどでもないのか、外で食べるものより若干臭みが残っていたり、食感的にも少しグニャグニャした感じがあり、これは次回の課題となりそうです。今日はオーブンで焼いてみよう。


さて、もう一度さきほどのワインの話。ネットで調べてみると、通販のサイトにもたどり着くのですが、イギリスで25ポンドなのに、アメリカで45ドルだったり60ドル以上だったりするようです。冷静に考えると、現行の120円/ポンドで計算すると3000円だけれど、240円で換算すりゃ6000円なわけで、為替調整ルールが適用されていなければ、古い在庫商品は結局いまでも25ポンドで妥当なのかな。つまり英国商社が強いポンド時代に買いつけたモノは、いまじゃお手頃感が出ていると。
そう考えると、ワインのような在庫期間の長い輸入商品(import to UKという意味ね)は、今こそお買い得ということになるのかな?もしも、ポンド建てで在庫平準法でコスト計上しているなら、数ヶ月での為替変動は大きく効いてこないはずだし(理屈あってるかな?)。まぁ、販売側が有無を言わさず値上げしたらおしまいですけどね。