パリ1泊2日の旅(4)

パリでの夜は先輩宅に夕食に招いていただきました。まったくもってありがたいことにワインもお好き、奥様の料理も美味いということで、毎月でも伺いたいくらい。

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赤ピーマンのムース。他の付け合わせとも相性良く、これは真似したいアイデア

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焼き茄子と生ハムで巻いたモッツァレラチーズ。茄子で巻くという発想がなかった。これも一手間かけた逸品。生ハムの塩気だけでも味わえますし、何なら醤油も合いそうで、おつまみとして最高。

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マッシュルームの傘にコンソメスープを入れたもの。ジュレとかでもよいかも。オーブンで焼いて純粋に引き出されたマッシュルームの旨味がほんの少しのコンソメと絶妙に合っていました。

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さて、ワイン。
まずはアルザス。甘口とはいえ、さっぱりとした印象。食事とも合っていて、さっそく楽しめました。

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何とびっくり1975年のワインが登場。見つけるのも大変だと思うと恐れ多かったのですが、決して異常な高額というわけではないとのこと。ここまで古いワインは初体験だったので、どんな味なのか期待したのですが、残念ながら痛んでおり、味も香りもダメになっていました。。。

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ピンチヒッターとして登場のブルゴーニュ。今年の誕生日に飲んだGevrey Chambertinのもので、香り華やか。Midium-fullくらいの重さが個人的には好きなので、これは当たり。

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続いて、Chateauneuf-du-Pape。有名なSaint Cosme。こちらも大好き。ローヌのワインは、ちょっと気まぐれな子という印象もあるけど。。。

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イギリスで売っているかわからないけれど、ワインにつけると1秒で1年分の熟成と同等の効果があるという金属チップ。たしかに刺激が和らいだような、、、と思っていたら、奥様が30秒くらいつけて「変わらん」と。。。
信じるかどうかはあなた次第。

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鴨のロースト。焼き加減が絶妙。脂のノリも程よく、ワインとともに楽しめました。


そしてデザート。
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こちらは私からということでお持ちしたのですが、本当は自分が食べたかっただけ!予てより気になっていたJean-Paul Hevinsのグアヤキル。「料理通信」でレシピを見て以来、自分なりに作っていたので、本物がどんなものか知りたく、今回のパリ旅行のメインともいえるもの。
「より軽く」がテーマの割に、レシピに従うと重く仕上がるので、不思議に感じていましたが、本物はもっと重く仕上がっていました。カカオとアーモンドプードルの量からしたら、これくらいの重さが普通なんでしょうな。チョコレートのダイレクト感がたまりませんでした。