リヒテンシュタイン 9 Sep 2008


リヒテンシュタインへはチューリッヒからICでサルガンツまで移動し、そこからバスで国境越え。サルガンツはなんとものどかな田舎町。すぐ側に急斜面の山々がそびえ立っています。


バスに揺られること30分強でリヒテンシュタイン到着。っていうか、バスで「リヒテンシュタインに行きたい」と言って、「リヒテンシュタインのどこ?」と聞き返されても、何も答えられず。唯一熱心に予習してらっしゃったヒロシさんがファドゥーツと応えられたものの、それが首都だと知ったのは旅から帰ってからのこと。



バス停の上の方にそびえ立つ王の家(王宮とは言えず、王の家)を下から眺めて、さっそく4度目のサイコロを。テーマは「今日は何でも良いから風呂に入りたい」。それもそのはず、日本、あるいはロシアを出る前日の木曜以来、シャワーを浴びていなかったのあります:

  1. 頑張って、ローマ(夜行)
  2. 中田なきバーゼル
  3. ベルンってどこ?
  4. ミラノでパスタ
  5. チューリッヒ、最高
  6. 大丈夫、ジュネーブ

とりあえず、その日のうちに行けるところをリストアップ。ちなみに候補地のリストアップは3人が二つずつ行い、フリップに書くのはO坂さんなのですが、キャッチフレーズに疲れが見え始めています。
そして、ここで出たのは4.ミラノ!
ミラノのパスタなんてあるんだっけ?という突っ込みどころではなく、次も4時間の移動が待ち構えていることが判明。トマスクック時刻表の路線図を見ると、何度となくループを繰り返しており、アルプス越えの厳しさを物語っているのでありました。
ミラノへの移動には一度チューリッヒに戻る必要があり、そこから特急列車に乗り換え。チューリッヒではシャワーを浴びるか、ネットでホテルの予約を行うかの選択を迫られましたが、おとなしくホテル探し。一見、ルール違反のような行為ですが、「ミラノでパスタ」と書いているので、夜遅くに到着してパスタが食べられない以上、一泊するしかないという判断です。って、いま考えたんですが。



チューリッヒの駅構内をさまよって、ネットコーナーを発見。公衆電話感覚でネットが使えるなんて、奇跡的。日本は漫喫が一般的になってしまったから、こういう便利なものは駅にできないだろうな。そもそも携帯でネット接続するのが普通だから、必要もないのか。