Euro 2008 5日目はビデオとってた

ポルトガル 2-1 チェコ

今の家に住んで初めてビデオを使ってみたものの、タイマー設定が何とも使いづらく、まだ録画に一度しか成功していないです。その一度がこの試合。
ポルトガルと比べてしまうとチェコは中盤のタレントが目立たず、実際ボール支配力もポルトガルが一枚上手。調子が上がってきたデコに対して、ロナウドはまだゲームメイクまで至らず。デコは緩いドリブルで相手を引きつけつつ、パス&ランで加速してチャンスを作る場面が多かったものの、ロナウドはそれほどきついマークにあっていないにもかかわらず、流れの中での見せ場はそれほど多くなかった。見ている方の期待が高すぎるのかもしれないけれど。あと、絡む相手がシモンやモウティーニョだと、マンUの時ほど思い通りいかないのかな、と。それでも、やっぱり枠に入れる強烈なシュートも多く(ツェフがしっかり抑えるから目立たなかったけど)、最後は決める決定力は相手も脱帽でしょう。今さらながら、この人はFWなんですね。
右SBはミゲルが定番だと思ったら、ボジングワというポルトの選手。ミゲルよりは少し若いけれど、攻撃面では高い位置でもしっかり出しどころをルックアップしながらキープしたりして、それなりに自重できる模様。ただ、相手SBの裏にスペースがあれば長いドリブルで一気にしかけるので、相手にするのが嫌なタイプという感じ。左のフェレイラは円熟の境地に向かっているのか、イタリアのパヌッチのように見えてきました。いずれも、CBの若いペペがきっちりと要所をしめているのも大きいように見えました。
チェコはコラーがいないとセットプレーでの迫力に欠けるし、目立ったのはバロシュとシオンコのみ。ポルトガルがそれほど激しいディフェンスをしていなかったのに、組み立てがままならない状況だと決勝Tまで上ってもきついような気がしました。