EURO 2008 6日目くらい

ドイツ 1-2 クロアチア

ダイジェストのみ。
クロアチアは「クロエイティア」と発音するらしい。って、どうでもいいけど。
ポーランド戦を見た限りだとドイツが少なくとも引き分けるかと思っていたら、クロアチアが完勝。ダイジェストを見る限り、クロアチアは速攻をしかけていたわけでも、個人技で切り裂いたわけでもなく、巧みなボールキープ(個人+組織)とポジションの入れ替えを繰り返して、ドイツを混乱させていたように見えました。ポーランド戦ではガツガツと激しく寄せて、ボールには常に2−3人が囲むようにして自由を一切与えないゾーンディフェンスで試合を制していたのに、クロアチア相手にはそれができず(恐らくそこまで踏み込めず)、ショートパスを繰り返されている間にスペースをつくられ、見事にそこに流し込まれてフリーに近いシュートを打たれていたようでした。スペースと言っても、とても危険とは思えないような小さなスペースですが、それでも活かせるのはクロアチアの個人力の高さなのかもしれないです。ドイツの高さ、アグレッシブなディフェンスをかいくぐる戦術は、ものすごく参考になります(例えるとメキシコとアルゼンチンを足したようなサッカー?)。

オーストリア 1-1 ポーランド

さすがホームのオーストリア、サポーターの声援が半端なかった。ポーランドがボールを持っている間は積極的に攻めていようが容赦ないブーイングが続き、ボールを奪ったら、たとえ自陣中盤でもペナルティエリアに入ったかのような大声援。しかし、その大声援の甲斐もなく、スピードもなければ、展開力もなく、もやもやの募るサッカーを繰り広げ、さらにドイツ戦と見違えるように改善されたポーランドのディフェンス(ラインがそれほど高くなくなった)が効いてくると、オーストリアがボールを持っていてもブーイングが発生。ほぼあきらめ加減の終了間際にラッキーなPKを獲得して命拾い。
ポーランドはディフェンスが修正されたのと、8番のクジヌベクが左サイドを制していたのが印象的。
でも、どっちも予選落ちするんだろうなぁ。