神戸へ一時帰国中

入院した母親のお見舞いに神戸に帰ってきました。家族には昨晩連絡したので、ちょっとしたサプライズ系。
手術は無事だったようで、母親は少しお疲れながらも、比較的しっかりしていて、予定通り退院できる見通しで一安心。失礼ながら、海賊並みの豪快な縫い跡が、かっこよかったです。本人つらいだろうけど。

今回は一泊二日ながらも、正月以外の季節に神戸を歩くのは意外に新鮮。
新神戸〜三ノ宮〜元町〜花隈の線路沿い山側コースを歩いたのですが、隠れ家的レストランやバー、裏原なんかよりよっぽどこじゃれたショップなんかが増えていて、新たな一面を発見。
あとね、何よりね、素敵な女の子が多いですね、今更ながら。割とスタイリッシュなファッションで、健康的ですらっとした人が多かったです。なんか、かわいいとか綺麗とか言う前に、品があるんですね。服も髪型もやらされ感というのがなくて、自然な着こなしなので、見ていて不快感がないです。何より笑顔の人が目立ちました。明るく街を歩こうという気になるんだよね。
今日は病院を出た後、たまたま無料解放されていた兵庫県公館を見学。兵庫県のこともまだまだ勉強不足というか、記憶が薄れているというか。とりあえず初代知事が伊藤博文だったことを10年以上ぶりに思い出しました。

さて、今日の飯。
10時半に新幹線でサンドウィッチ、12時半に中国飯店のフカヒレラーメンと満腹コース。
夜はシェフ代理ということで、料理しました。っていうか、作りたくて帰ってきたというのが本音。
今日のメインは、自分では手が出せない、お待たせ!サーロインステーキ!大丸の地下で購入。常温で脂が溶け出しそうなところに塩と胡椒で丁寧に下味をつけて、しばし放置。
次は野菜スープ用に鶏ガラの下処理。残っている内臓を掻き出して水洗い。余裕あればオーブンで軽く火を通したほうがいいのかもしれないですが、今日はそのまま鍋行き。
ニンニク、セロリ、タマネギ、サイコロサイズにカットした大根、人参を追加投入して、お得意の圧力鍋で一気に煮込みます。
一方でカルボナーラ風スパゲティの準備開始。迷いながらも、全卵ではなく卵黄を使って、パルメジャーノと極少量の牛乳を加えたソースに。牛乳を加えたのは、卵黄のみでこってりし過ぎると父と兄が苦手やも、と心配したから。似たような理由でエリンギも加えて食感バラエティを確保しました。
ステーキの付け合わせは、トマトサラダに、湯通ししたエンドウ豆とピーマンの炒めもの、マッシュルームのバターソテー。
あとは買ってきたバゲットガーリックトーストを。
いやぁ、やれば1時間半ちょっとでできるもんですな。やればできる子の面目躍如。いつも通り写真を撮ろうと思ってたら、ステーキが焼きあがった頃には半分近く消化されてました。ゆっくり食べんか、まったく。。
とまあ、突然の帰省ながら、絢爛豪華な夕食にしてしまいました。母親にはとても言えん。。

さて、毎度実家で思うのが、夜の静かさ。中野坂上の『別宅』でも感じますが、実家はそれ以上。
静か過ぎると、耳の奥で何かシャーというノイズがしばらく聴こえる感覚ってわかりますか?あれって、ひょっとして、脳内ノイズキャンセリング機能なのではないかと思うわけです。あのBOSEのヘッドフォンのように。
つまり、普段やかましい環境にいると、この脳内機能が作動して、静かだと錯覚させてくれているのかなと。ただ、この機能はきっと脳内エネルギー消費が高く、精神的ストレスを増幅させている可能性があると考えたわけです。暇なので。
そう考えると、いまの銀座の住環境はいつまでも続けていくのはよくないのかも。どこか静かな環境の土地に移住したいなどと考えてしまいます。帰省するたびに。ついでに、風呂がまともなサイズだったり、キッチンが広かったりすると尚更。
でも、一人でデカいところに住むのもつまらない→結婚でもすれば?→つまり住環境改善のために結婚?→それって軽く人権侵害?、などと、詰まらぬ国会答弁がアタマの中で無限ループしたりしています。


今日はMacがないので、携帯から入力。乱文で忝ない。