通訳失敗

昨日紹介の多国籍軍との会議初日。
海外取引先との会議ではもはや恒例のホテルへの出迎え。
土地柄、年齢順による力関係もあり、毎回出迎えは小生の仕事。今回は台場なので、8時前に汐留からゆりかもめに乗車。天気もいいし、東京湾を見るのは久しぶりなので横の窓を向いて乗っていたら、レインボーブリッジ手前の360度ターン(ぐる〜っと登るところ)で目が回りそうになった。そもそも昨日の酒も完全に抜けているわけでもない(よく考えたら、酒のあとに水をコップ1杯飲んだだけで抜けるわけがない)。んー、出だし悪いぞ。
今日は8時半出発で集合をかけておいたが、外国人12人もいれば、やっぱり寝坊と場所間違いがでてくる。なんだかんだで9時出発だったものの、ちゃんと織込み済み。大森には時間通りに到着。
会議は、まあ無事に進行。けど、大森でお願いしておいた施設見学の通訳が未手配。「お願いしたけど、出張に行っちゃった」とか嘘にもならない言い訳をされたりなんかして、結局私が通訳などやるはめに。
言わずもがな、部署内で間違いなく最低点を記録しているであろう私の英語力。あらぬことに連れて行く先は、静音性テスト、電磁波測定、衝突実験の3カ所。そもそも日本語で聞いてもわからぬ内容を英語で伝えるなどありえない。何より日本語からして聞き取れない単語の応酬だったわけで、日本語なのに名詞か動詞かもイマイチわからん、ほんとに。無響室では、「ここでは、音のエネルギー、地震で言えばマグニチュード、もうひとつは音の圧力、地震で言うと震度に相当する2種類の測定をしています」なんて無理です。電磁波のところでは、ちんぷんかんぷんで完璧に固まってしまった。すまん、南アフリカ人。許せ、スウェーデン人。
でも、まぁ、アメリカ人とかと違って、ネイティブじゃない分、欧州人の方が気が楽ですな。お互いに理解しよう&伝えようという気持ちが、それなりのレベルであるからでしょうかね。
夜は恵比寿の会食会場までお見送り。あとは本部長達におまかせして、自分は旅行代理店の人たちと勝手に意気投合してタイ料理へ。とりあえず、自分もたぶんお客様なので、先方におごっていただきました。やはは。