研修

今日・明日、来週と3日間、英語プレゼンテーション研修なるものを受講する。隣はTOEIC930点を軽く超えているICQ、じゃなかった、ICU出身の女の子。なんとも肩身が狭い、などと思っていたら、語学だけじゃないんですな、プレゼンは。論理的思考の勉強というところになれば、なんだかんだでトレーニングを受けたKSC出身だって負けてはおれんわけで、事実、宿題のプレゼン発表は小職が最も優れていた(独断)。
まぁ、そんなことより、今後のスキルアップが肝心な訳であるが、さすがは欧米的プレゼンの研修だけあって、プレゼンは何のためにするか?という問いに対しては、"To sell your idea"と明快な答えも出されている。加えて、Audienceは誰で、Audienceにどんなアクションをとってもらいたいというところを明確にした上で、プレゼンの構成を考えていくことになっている。ビジネスプレゼンだけあって、相手の利益につながるところに話を持っていかないとダメとされ、当然自分の目的も達成しましょう、俗に言う、否、俗が言う"Win-Win"な関係を目指しましょう、っていうのが落としどころと思われる。なるほど、確かに見直してみると、余分な肉付けのところが時々先行してしまっていることが多い。相手が経営層なのか、マネジャークラスか現場レベルか、どの部分でYesを取り付けたいのか、相手とその期待値をクリアにして話を進めるべし、と。考えてみれば当たり前のことだけれども、あれもこれもとデータがあふれ、話がそれるというのは日頃からあるわけで、要改善というわけですな。まぁ、お互いの役割や任務がはっきりしている欧米的な業務組織においては、「相手と期待値」というのは常に明確になるのだが、役割不明確な日本の組織体ではなかなかこうした思考回路は機能しないんだろうな。余分な管理データとか好きな人、多過ぎです、うちのマネジャークラス。
ところでこの研修、プレゼンしている姿をビデオに撮られ、各自それを家に持ち帰って改善するという宿題がつく。つたない英語でプレゼンをする自らの姿を見なければならないというのは、なんとも陵辱的。