各国観光局

mickmori2004-01-18

昨年末に発注していたカナダ観光局のパンフレットが届いていた。さすがは観光局がつくっているだけあって、オーロラだけではなく、カナダ全土の見所をしっかりおさえたパンフだ。ミーハーでもなければ、宣伝臭くなく、質が高い。
他の国はどうかと思っていくつかみてみたら、フランス観光局はページのトップで、アニメGIFの広告バナーが点滅している。パリ高島屋が宣伝してどうする。ちょっと興ざめ。資料は地方ごとにつくったりして豊富に取り揃えているようだが、送料は顧客負担。
続いてスペインは、すっきりしたデザインだが、色気がなく堅苦しい。資料は無料送付だが、申し込みはFAXで行うことになっており、なんとも古くさいイメージがついてしまう。楽しい国なのにな。
イタリアは真っ赤なページながらセンスよくポップなデザイン。ページあたりの情報量があまりにも多いのは情熱の裏返しか。資料送付はなさそうだが、数多くのPDF資料がダウンロードできるようになっている。やる気満々で楽しい。
オランダはどこかの中堅テーマパークのようなサイト。書いてある内容は面白いが、色気がない。
一方、以前から東急電鉄の車両全面広告をするなど、ワールドカップを控えて観光に力が入っていると思われるドイツは、そこそこカラフルで情報量も多い。でも、こちらの期待値としては、広告と同じようなシルバー基調のシックなデザイン。ドイツはモノの機能美を追求してこそ格好いいのです。
一方のアジア。まずは、中国国家観光局、言わずもがなですが、やっぱり漢字が多過ぎます。それにしても国土がでかいと地方ニュースも半端じゃないですな。アメリカみたいに州とか地方レベルで観光Webサイトをつくってしまう方がいいような気がする。
国土面積の小さなシンガポールはすっきりデザインだが、情報が少なすぎ。エリア別情報というのがあるが、結局地図しか出てこない。資料請求は、リンクをクリックすると新規メールが起動するようになっているが、何て書いて送ればいいんでしょうか?
お隣マレーシアはガイドブックをそのままWebにしたようなデザインで手堅い。しかし、マレーシア民族舞踊団募集!って。。。
場所は飛んで、イスラエル。このご時世にどんな観光案内が出るのかと思ったら、現在白紙状態。サイトがないのではなくて、白紙(ソースにはと書かれている)。まぁ、この辺の国々は観光なんて言ってられませんわな。

いやぁ、旅に出たい。