Seven Sisters
前の旅を終えた翌日に普通に日常が始まり、あっという間に1週間経過。
でも、バンクホリデーで月曜祝日なので、年に数度しかない貴重な3連休。
金曜はやたら早い時間から飯を食べながらのカラオケ大会のあと、先輩宅で朝まで飲み、土曜のお昼くらいに「どこか行くか?」と欧州内のフライトを検索。2年前は勢いで伊豆に行っていたのが、いまや近隣国を攻めてしまおうというレベルまで発達。
しかし、残念ながら連休中の当日とか翌日のフライトはとても高く(といっても、200ポンドとかだけど)、イギリス国内で南の方に行ってみようということになり、一度行ってみたかったSeven Sistersに行くことに。
どうも、口がSeventh Heavenというフレーズを鮮明に覚えてしまっているため、何度も言い直しながら、日没後に到着したのはEastborneという静かな海岸の街。ここで食べたベルギー料理がベルギーよりおいしかったという話を始めるとこの記事を書き終えられなくなってしまうので、今回は写真のみ。
ちなみに泊まったホテルはシングル40ポンドの安ホテル。自分の部屋は普通の狭さだったものの、先輩の部屋はドアを開けたらいきなりベッドで、しかも頭が入り口に向いているというレイアウト。これは厳しい。
あと、これはホテルのロビーにあったアナログの気圧計。湿度、温度の情報と併せて予報も出せるらしく、少し欲しい逸品。
さて、Seven Sistersに行く前にBeachy Headという場所に立ち寄りました。ここはSeven Sistersからほぼ連なっているようなところ。
こんな看板があります。「!Cliff Edge」。これは後から発見。先に見ておくべきものなのに。
看板が何を注意したかったかというと、一言、転落注意ですね、きっと。
ご覧の通り、この高さの崖にも関わらず、柵が全くありません!まさに絶景。見事!
這いつくばって恐る恐る下をのぞくと、2−3mはある岩がこんなに小さく見える。。。気分は火曜サスペンス劇場!
それでいて、こんな崩れそうなところが点在。
この柔らかい土にうさぎが巣穴を掘りまくっているので、足下は穴ぼこだらけ。これ以上は怖くて近づけませんでした。風も強いし。
ここから車で10分足らずでSeven Sistersへ。
同じく風が強く、植物が曲がりくねるほど。
さて、到着。これがイギリス南端の白亜の壁、Seven Sisters。人が粒にしか見えないくらいの巨大さ。
そういやワイドコンバーター忘れた!と、下から見上げた時に気づきました。。24mmでは、あんまり迫力出せないなー。
足下には崩れた岩が多く、さっき見上げた壁からも何か降ってきそうで怖かったです。よって、ファイト一発ごっこはできず。火曜サスペンス劇場の現場検証ごっこがやっと。そもそも、ほぼチョークみたいな石灰の岩なので、這いつくばったときにズボンが白く汚れてしまうほど。
この崖が何kmか続いているのを海から見られたら、壮観だろうなー。
ちなみに小川を挟んで西の方は一部違う地層が現れておりました。なんか化石とか出るのかもね。
駐車場のある丘には、草原に突然ベンチというシュールな風景も。
内陸の方は、いかにもイギリスという風景。岬近辺が岩場っぽくないあたりが、日本と違うところかな。
おまけ。植物も群生することで風から身を守ろうとするのでしょうか?背丈の低い木々が密集している中は空洞で奇妙な空間になっていました。
帰りに立ち寄ったBrightonでは、埠頭にカモメが大挙しておりました。