London Overground

Holland Parkから南下した通りで適当にバスに乗車。ちょっとした通りに出れば、たいていバスが走っているのがロンドンのいいところ。オイスターカードがあれば、気兼ねなく乗れるしね。
バスは北へ向かい、Shepherds Bushへ。駅前は欧州最大級と噂のWestfieldというショッピングセンターがありますが、日曜は18時にしまってしまうので、今日は立ち寄らず。
さて、知る人ぞ知る存在(?)のLondon Overground。地下鉄はUndergroundで、こちらは文字通り地上を走る鉄道です。国鉄とは違ってTransport for Londonが運営している市営鉄道ということになります。郊外と郊外を外周で結ぶような路線で、これに乗ったうちの社員の日本人の話はあまり聞いたことがありませんでした。
Shepherds Bushの駅はCentralライン同様、新築された様子で、なかなか小綺麗。バスターミナル直結で半地下なので、階段も少なめなのが日本の鉄道駅と違うところかな。
さて、待つこと10分、列車到着。


短っ!


3両編成って、我が地元の山陽電車並みやんか!しかも、カラーリング微妙(笑)。ただし、線路は高架か半地下なので踏切などは一切なく、意外と贅沢に開発されたのがわかります。
路線図を見ると、Richmondにも直通しているのですが、今年は全日曜日は線路補修で不通になっている様子。今日はバンクホリデーの連休だったので、たまたま営業していたようです。広告では、2009年に新型車両導入、2010年には車両増結も予定されているようです。いいぞ、いいぞ。
さて、電車はゆっくりと北へ進み、Willesden Junctionで乗り換え。国鉄、地下鉄のBakerlooラインも乗り入れているので、それなりの大きな駅かと思いきや、やっぱ小さい。しかし、ここをGoogleの航空写真で見ると、鉄道ファンにはたまらない設計であることがわかります:

大きな地図で見る
国鉄2路線、Overground3路線、地下鉄(すでに顔出してる)が交差する、まさしくジャンクションの構成。しかし、周りは住宅地で繁華街など何もない、この虚しさ。



列車は3両編成のせいか、意外と混んでいて、それなりに利用されている様子ではありました。こちらは降りたWest Hampsteadの駅舎。ここも半地下なので、この建物のこじんまりとした改札を抜けて階段を下りるとすぐにホームです。



West HampsteadからはバスでAbbey Roadを南下して、家まで10分かからない程度です。
ちなみに今日の格好をバスの先頭のミラーに映してみました。作務衣と雪駄でも、ほとんど注目されませんな、ロンドンでは。そりゃ、黒人、インド人が半端なく派手な格好してるもんなー。。。

Overgroundの詳細情報はこちら
http://www.tfl.gov.uk/corporate/projectsandschemes/networkandservices/6310.aspx