AKG K701



長年の夢、というより長年踏み込めていなかっただけですが、ついにAKGのヘッドフォンを購入!
オーストリアの老舗メーカー、「アーカーゲー」。マイクとかでも有名ですね。
上の写真のように、パッケージを開けるたびにメッセージがあり、"Expectation", "and discover", "Perfection"という言葉とともにヘッドフォンがホルダー付きで現れるという演出にはぐっときました。これだけで238ポンドの感動あり(笑)。Appleなどもそうですが、目的に達する前のワクワク感の盛り上げ方というのがお上手に感じます。たかだか言葉だけど、意外なところで購入満足度を高めているように思いました。黄土色の段ボールみたいなのに入ってくるデジカメとは偉い違いです。

デザインも秀逸で、白が基調で、茶色の皮のバンドも映えます。
装着感もとても軽く、圧迫感もなければ長時間でも疲れることもないし、オープン型なので蒸れることもなく、とにかく自然な感覚で聴けるのが好印象。

何より大切な音ですが、これは我が18年物のPhilips製CDプレーヤーの限界を晒すような結果に。ヘッドフォンの音が良すぎて、CDプレーヤーの再現しきれていないところが丸見えになってしまった、そんな気分です。再生音域のスペック云々もすごいわけですが、楽器間の音の分離がよく、楽器の出す倍音が豊かに聴こえてくるようになったので、昔のようにCD2−3枚をあっという間に聴きこんでしまうようになってしまいました。

さて、AKGのウェブサイトですが、シンプルで潔いデザインがカッコいいです。我がドメイン、ここにあり!と宣言しているような逞しさが感じられます: