グーグル、英国のストリートビューから「恥ずかしい写真」を削除

イギリスでもGoogle Street Viewのサービスが開始されたようで、恒例のプライバシー問題。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2584559/3940891

ここでいう「恥ずかしい写真」が個人ブログやFlickrに載る場合も、同様にプライバシー侵害ってことになるのかね。たぶん、そういうのは滅多にないよね。「Googleは社会的認知度が高く公共性の高い事業だから」というのが、言い分?
コピー機に紙幣偽造防止機能をメーカーが自ら出資して搭載するように、公共性が高まる場合に収益が高まる見返りとしてのコストを私企業が負担するべし、というのが根底にあるような、ないような。外部不経済を内部化する力というのは必然的に働く。これはわかります。


さて、まずは自宅検索。案の定、写真無し。私道じゃないけど、行き止まりだからね。
とりあえず、公園と怪しいヨガのお店は写っています。うちはこの奥。


アビーロードの交差点。
ここぞとばかりに歴史的プレイで写りこむ人々を期待したけれど、さすがにいなかったようです。




会社も無事に写っておりました。無事?
街中のビューはストリート同士がうまく接続されておらず、何度も行き止まりに遭遇。一方通行が多いと撮りきれなかった角度があるのかね。


記事によると、

グーグルは、プライバシーに配慮して個人の顔や自動車のナンバープレートをぼかすソフトウェアを開発したとしている

とのことですが、実際にナンバーばっちりの車も写っていました。Googleとしては、100%完全にぼかす義務はなく、こういうチェック検索はユーザー負担ということで、外部不経済な部分となっているわけですね。