ワールドカップ予選:イングランドvs.カザフスタン

結果からするとイングランドの圧勝。5−1。
でも、50分くらいまではイングランドは決定機つくれず。
カザフスタンは少し前の日本代表みたいなゾーンプレスで相手を囲んで、ってやってるけど、それ以上にイングランドが細かいパスとドリブルで軽々と回避して圧倒的にボール支配。なのに、ゴール前では決定的なシーンつくれず、前半終了。
後半からは明らかにサッカーが変わって、攻めを急がず、かなり広くピッチを使いながらスペースを作っての展開に。カペッロ監督の指示なんでしょうな。前半よりかなり緩い展開ながら、サイドの深いところまでしっかり使えるようになって、ゴール前の決定機を増やすことに成功してました。ベッカム投入の80分頃から流れの中のチャンスがさらに増えて、それまで右ハーフで好評だったウォルコットにはできなかった仕事をできるあたりはさすが。あと、得点決めても、全くはしゃがないルーニーも凄いとか思ったり(例えて言うと、ゴルフで30cmのパーパットを決めたくらいの雰囲気)。
カザフスタンは7番の選手が評価されていました。昔の中田みたいに2列目から飛び出て得点を狙う感じの人。
それにしても、アシュリー・コールへのブーイング凄すぎ。カザフスタンの得点のきっかけになる凡ミスのプレゼントパスをやらかしたからだけじゃないよね。ホームの選手が試合中にパス受けるたびに容赦ないブーイングって、日本では聞かないなぁ。