マラガ 12 Sep 2008


さて、気を取り直して一路マラガへ。
車内にある外気温計は34度!やっぱ夏はこうでなくっちゃ。
到着は20時半。モン・サン・ミッシェルを出発してから27時間くらい経過しています。



マラガでとったホテルはとても快適。部屋にDELLのパソコンまで置いてあり(OSはリナックスだけど)、Wi-Fi接続も可能。久しぶりにゆっくりネットに接続できたものの、日本語入力はやっぱりできず。まぁ、そういうのはロンドンに戻ってから。



夜はホテル裏で揚げ物三昧。タパスメニューがほとんど揚げ物で、パエーリャにはありつけず。どうしても〆がほしいO坂さん、ついに禁断のバーガーキングに手を出してしまいました。結局、私ももういっちょワッパーを。思えば、パディントンもビクトリアも、欧州で降りたほとんどの駅にバーガーキングがありました。さすが、キング。



マラガはピカソの産まれた街。そんなの知らなかったよ。朝の散歩でみかけたこのタコがピカソに関係しているのかどうか。



さて、マラガと言えば海でございます。朝の海は何とも新鮮な気分になります。しかし、そこで見たものは早朝水泳を終えたお婆さんの生着替え。大胆すぎ。



さて、朝食でパエーリャを頼むという離れ業を成し遂げたあと、荷物を駅に預けて海へ!
勢いでこの辺まで書きましたが、ここはマラガ。本来サイコロが指したジブラルタルではありません。実はジブラルタルまで行くことは不可能ではないのですが、ホテルも確約できず、ロンドンへも帰られなくなる恐れがあるので、仕方なく近くのマラガに来たのであります。どうか誤解なきやう。



さて、駅から身振り手振りでタクシーに乗り込んでやってきたビーチは人気もあまりなく、静かな環境。そして、よく見ると、お姉様方がトップレスで日焼けしてらっしゃる!おばさまも含みますが、綺麗な娘達もあっけらかんと日焼けしてらっしゃる。にもかかわらず、海の写真を撮ろうとデジカメを構えるヒロシさん(笑)。1週間剃っていないヒゲ面では言い訳もできませんよ。
海の水はかなり冷たいものの、気合いで水泳敢行。つかるだけでも足が痺れてくる冷たさなのに、このあたりの決行力はさすがO坂さん。あとで左腕が上げにくくなるほどの痛みが訪れるとも知らず、ばしゃばしゃと泳ぎ始めたので、私もいざ海へ。冷たいので必死に動くと、だんだんウォームアップ完了。慣れれば何てことはない、、、と思ったら、2人とも常に鳥肌。
泳いだあとは、眩しすぎる太陽のもとでゆっくりお昼寝。じっくり日焼けしました。ロンドンの1年分の太陽を浴びた気分です。



海から、しばし歩き、バスに乗って駅方面へ移動。
駅近くのショッピングセンターのタパス中心の飲み屋で飯を食べようとメニューを見ていたら、パエーリャなどの飯ものは20時以降だと言う。仕方ないので、カウンターにビュフェ風に並んでいるタパス6種類を全部オーダー。店員の兄ちゃんもご機嫌でかすかに覚えている日本語(「おしり」とか「ちんちん」とか)を試してくるので、いくつか日本語をローマ字で書いて教えてあげました。教えたのは重要であろう4つの日本語:「大きい」「小さい」「おっぱい」「ありがとう/はい、喜んで」。
異文化交流、楽しス。



マラガから空港へはやっぱり電車で移動。結局5日分有効のパスは夜行列車を乗り継いだおかげで4日分だけ使用。最後の4日目はこの空港への移動のみ。



マラガからの帰りの便は遅れたものの、無事にロンドン着。2時前には自宅へ帰れました。
というわけで、次回のサイコロの旅はマラガからジブラルタルを目指すところから始まることになります。これは誰が参加しても同じということにしておきます。
ちなみに、絵葉書の旅もあきらめているわけではありませんよー。