バター


会社近くのWaitroseでバターを探していたら、同じくバターを探している女性と遭遇。
その人はなぜかバターを指で軽く押していて、固さを確かめている様子。何がわかるのだろう?と疑問に思いながらも、自分は自分で美味そうなバターを探して、20種類近い陳列をじっくり眺めていたのですが、そうしたら突然、
「すみません、どれが一番おいしいと思います?」
と、その女性から質問を受けました。
難しすぎる質問。
料理用なのか、食事用なのか、食事用ならどんなパンに塗るのか、有塩が好きか、無塩が良いのか、、、条件なんていくらでもあるので、どうしたものか、と思いつつ、私が出した結論は、
”この人は別に答えは期待していない”。
なので、私からの回答は、
「たくさんあるから、選ぶの大変だよね」
としました。
そうしたら、案の定、「そうなのよねぇ、選べなくて」と他愛もない返事。恐らく聞いてほしかっただけなのでしょう。私が「ちなみに私が探しているのはフランス製のバターだけど」と話したところ、「ふーん、フランス製ねぇ」くらいの反応だったので、間違いないでしょう。その後、極めて普通のバターとマーガリンを買っていた様子。
そういうわけで、今回買ったのは写真のフランス製のバター。ただし、このバターがダントツに有名で美味いかどうかという前評判なく、ただただフランス製というだけで購入しています。とにかく、これまで購入した「Country Life」や「President」の何ともいえない獣臭さのような匂いに堪え難かったので、少しでも普通のバターが欲しかったというのが背景。何となく高級感のあるパッケージだし、何となく倍くらいの値段だし、何となく一番左上に置いていたので購入。
普通の食パンで食べてみましたが、臭みなどなく、普通のレストランで食べられるようなバターでした。一安心です。ちなみにこれまで一番美味しいと思ったバターは代官山レストランテASOのホイップバター。あれは絶品でした。こちらでも探したいところ。