すき焼きガス漏れ事件発生

昨日は成田空港へお客様の出迎え。本日はそのお客様を六本木のグランドハイアットから海老名の事業所へバスでご案内。お客様は3名、販社から付き添いの3名も日本を案内できるわけなく実質お客さん状態。というわけで、7人で、なんと27人乗り観光バスに乗り込んで、いざ出発。今時のバスはそこいらのリモよりよっぽど乗り心地もいいので、かなり快適。贅沢この上ない使い方をしてしましたな。バス中の会話も妙にセレブな感じで、「Unitedのファーストはどうだった?」とか「グランドハイアットのジム、いろいろあっていいよねー」などと、私が適当にうなづくことも躊躇われる会話が繰り返されるものの、「Mick、銀座のオフィスはどうよ?」なんて聞かれた時には、ここぞとばかり「歩いていけるから最高!」と答えれば、私もセレブの仲間入り。"Great!""Cool!"と驚かれる30秒間限定で。


そんな軽い気持ちで一日過ごしたものの、英語漬けで疲れたので、今日はすき焼き。いつもの料理酒をやめ、今日は日本酒で割下を準備。そして、肉からつくり始めてしばらくすると、凄まじい警報音発生!そして、女性の声で(←あ、これは意味ない)「ガス漏れです、ガス漏れです、ガス漏れです、、、」の永遠連呼。
これはいかん。まずは火を止めるが、女性は連呼をやめず。「ガス漏れです、ガス漏れです、ガス漏れです、、、」
そうか、元栓を締めればいいのか、とガス台の下に頭をくぐらせるが、女性、語り続ける。「ガス漏れです、ガス漏れです、ガス漏れです、、、」
そういえば、換気扇を回していなかったから、回せばガスも出て行くはず。女性、黙る。ふぅ、やかましかった。
しばらくして、本当に漏れていたら引火するのかなと思いつつ、恐る恐る料理再開。食欲には勝てんわい。
その3分後、訪問者あり。
誰だ?伊藤君は帰ったはずでは、、、?と思って、インターホンを覗くと制服の男性。
セントラル警備でございます」←めちゃくちゃ明るい。
「あ、ひょっとして鳴ったから?悪いねぇ。」と、こちらも不要に軽く対応。
いろいろ話を聞くと、どうもガス探知機はアルコールの成分も一部感知してしまうのだとか。いやぁ、日本酒、なかなかやるな。
っていうか、すごいやウルトラ警備隊ならぬセントラル警備さん。少しだけ、毒蝮三太夫を思い出したよ。じゃなくて、個別契約などでもないから、ビル管理会社もしっかりしておられると感心。こんなところに住む独身の僕を見てくれている人がいると思うと、ありがたい気持ちになります。と同時に、「お天道様はちゃんと見てるからね」と早々に帰ってしまう今の部長を思い出したのでした。
さぁ、食うぞ。待ってろ、オーストラリア育ちの和牛。