蹴り納め

帰国のシマッチの代わりにサッカーしてきました。つまり助っ人の助っ人。
5月以来サッカーはおろか、運動らしきことを一切合切していなかったので、体力不安大有り。しかも、病みあけで気管支がゼロゼロいっておる。というわけで、日曜に無理などできないので、適当にこなして逃げようと決めていました。
が、何の因果か、J2愛媛FCのコーチがきていて、ご丁寧にご指導いただけるとのこと。うん、有り得ない有り難さ。
イングランドフットボール協会(FA)公認のコーチ資格を得るために来ていらっしゃるとのこと。座学だけでなく実地指導の様子も試験項目になっているとかで、今日ははるばるカーディフ(ウェールズの方)からやってきた英国人のアセッサーが見守る中、我々が指導される対象として協力させていただいたというわけです。言ってくれれば、ダメ人間が指導によって真人間になるくらいの演技はしたんだけどな。
今回ご指導いただいた山中コーチはGKコーチなので、基本的にはGKの指導なのですが、今日は両チームとも専任GKなどおらず。そんなんでいいのかと思いつつ、的確な指導で判断力を身につけていく様は面白いものがありました。
2セッションあり、一つはFWと1−1での対応、一つはカウンター攻撃への準備。1−1練習ではDF裏へのスルーパスへの対応、素人なのにスライディングキャッチの練習、シュートコースの切り方、DFへの指示の出し方、などなど、経験者なら長い経験の中で覚えていくことを効率よく整理して教えていただいた感じです。
カウンターの時はGKキャッチ後、サイドバックはすぐさま開き、FWはフリーになってボールを呼ぶ、、、しごく当たり前のことですが、これをチーム全員で徹底してすぱっと動いたときは、迫力があるものだなと感じました。ちなみにこの練習の時はカウンターを待ち受けるCB役(よくやりがち)。要するにカウンターでフリーの選手が多いほど怖いものはないってことで、EURO2008のオランダみたいな感じですかね。攻撃のあとって、攻め側は守備の意識への切り替えが遅れがちで、CBの立場から見てて、FWを抑えてても、相手SBがフリーで持って、さらにハーフにもサポートがあって、逆サイドもフリーの選手がいる、、、なんていう状況はパニクります。まぁ、じっくり待って遅らせればいいんだけど、ワンツーで出し抜かれたら最後よね。

というわけで、熱い指導を1時間強いただいた後、30分x3本。最後16時前には日没x体力減で集中力のかけらもなくなりましたわ。1本目で膝が笑ってました。


今日ご指導いただいた山中コーチは、こんな方。
http://www.ehimefc.com/player/staff_04.html
Jリーグはどのクラブも経営が厳しいと思うし、今回のFAコーチ資格に無事合格して、新たなステップにつながればよいなと祈っております。